この記事は、UEC 2 Advent Calendar 2023 の20日目の記事です。昨日の記事は、nadegataさんの「MediaPipeをMotionBuilderで実行する」でした。VLLのダンス、モーションについての技術記事です。技術記事多い中にこんな記事ぶち込んでしまった感。
突然ですが、1日空いてる日があったら旅に出たくなりませんか。この記事は、決済ポイントクレカ旅行オタクの書く弾丸札幌旅行記です。
さて、この弾丸旅行を決めたのは5日前の事。マイルがたくさん溜まっているため、せっかくなので使おうとJAL「どこかにマイル」での旅を決めたのでした。なぜJAL旅なのかは書くと長くなるので後で書きますが、たった7000マイルでどこかに飛んでいけるという素晴らしいプランです。ちなみに特典航空券に交換すると必要となる空港使用料も、本サービスでは不要です。
JAL「どこかにマイル」は、4つの行先からランダムで行く場所が選ばれるという旅行プランです。4つの行先は時間と発着空港を指定するとガチャ的に4つ表示されます。これは1日100回まで無料(デバイス変えればリセット)で回せるガチャなので、行きたい候補地が3つ~4つになるまで回し続けるといいです。
JAL「どこかにマイル」では5日前までに申し込みが必要であり、そこが弾丸単発旅行ではネックになるところではあります。今回の旅の目的はサクララウンジで酒を飲むことないしは楽天プレミアムカードに引っ付いてきたPriority Passを使うことだったので、希望の4択はサクララウンジのある空港、もしくはPriority Passでタダ飯ができる成田・中部・関空の空港に行きたいということでした。
そこで今回の選択肢4つは「新千歳空港」「関西国際空港」「那覇空港」「徳島空港」の4つを選択。徳島空港にはサクララウンジはないのであまり当たって欲しくないところではありましたが、150回ほど引いてもこれ以上の組み合わせは出ないと判断。この4つに託すことにしました。
翌日には行先決定の案内をされるので、その通知が来たら即座に座席指定をします。今回選ばれたチケットは「新千歳空港」行。あまりにも急な北の大地への島流しが決まった瞬間です。
行きの便、 JAL501便は早朝の便ということもありB737-8という小型機材でも比較的空いており、進行方向左側窓側座席も難なく取れましたが、帰りの便、JAL526便はB787-8という大型機材にも関わらずほぼ満席状態。窓際席が取れなかったため、搭乗2日前の12:00の座席開放で前がとても広い非常口席を確保しました。
さて、JAL501便は羽田空港を6時30分に出発します。飛行機は20分前までに保安検査を通過しておく必要があるため、6時5分頃には羽田空港についておかないとどう頑張っても乗れないというわけです。しかし調布から羽田空港へ向かう始発の電車では到着は6時32分。どう頑張っても間に合いません。
そのため、仕方なく調布を4時30分に発車する高速バスで羽田空港に向かいます。運賃は1600円。
少し早めに羽田空港に到着しました。ANAの第2ターミナルでは見られなくなった巨大サイネージもあり、空港という感じの雰囲気がとても好きです。
早速保安検査場を通ります。最近までANAを使っていたので、ノートPCやタブレットは別でトレイに出すものだと思って出していると、出さなくて大丈夫ですよ~て言われてびっくりしました。調べてみるとJALは最新型の保安検査装置「JAL SMART SECURITY」を導入しており、パソコンや液体物の取り出しが必要なくなったとのこと。すごい。
さて、今回乗る飛行機JAL501便は比較的小型なモデル、Boeing 738型で、機体番号はJA328J。
筆者はクレカオタクであり、ゴールドカードも複数所持しているため、カードラウンジに入ります。無料でソフトドリンクを飲ませてくれる素晴らしいサービス付きです。置いてあるソファやチェアも通常の待合場所よりもかなり座りやすい椅子になっており、優越感を感じながら飛行機を眺めることができます。
搭乗の時間になりました。搭乗のタイミングはちょうど地上係員さんが飛行機を押す「トーイングカー」を「トーバー」と呼ばれる棒を用いて接続するところでした。少しでも翼に邪魔されずに景色を眺めるため、比較的後ろの方に座るのが好きなんですが、今回座った席の部分の隣の荷物棚に機内放送用の機材が置いてあるのが見れて感動しました。めったに見れないでしょこれ。
そんなわけで難なく時刻通りに離陸。この日は非常に天気が良く、遠くまで澄んだ景色を眺めながら旅立つことができました。
天気が良すぎて、なんと宮城県上空からでも富士山がくっきり見えるという好天候。機体の向きの関係でそれ以上は見えなくなってしまいましたが、機体の向き次第では岩手県や青森県上空からでも富士山が見えたかもしれません。
定刻通り新千歳空港に到着。新千歳空港では雪が降っており、望んでか望まずか今シーズン初の雪観測となりました。めちゃくちゃ寒い。
今回の一つの目的は雪だるまを作ることだったので、ちょうどいいです。出たなら早速ミッションをやりましょう。空港から出てすぐのベンチに若干ながらも雪が積もっていたため、そこで作りました。雪だるまに見えない?異論は受け付けていますが、今シーズン作った一番デカい雪だるまの写真と共にお願いします。
さて、このまま新千歳空港にいても飛行機の観察しかできないため(いや飛行機オタクからすると楽しいんですが)、とりあえず札幌方面に向かうとします。新千歳空港から札幌間は快速エアポートが1時間に4本走っており、最速33分で結んでいます。今回の旅の2つ目の目的はポイ活オタクらしくJCBのえきねっと20%還元キャンペーンを使うことです。
かっこよすぎる pic.twitter.com/5AuO2ndyhW
— シチリア産ぽんかん (@thkr64) November 13, 2023
昨日、日本海、オホーツク海及び東シナ海において領空侵犯のおそれがあったため、空自北部航空方面隊等の戦闘機が緊急発進し、対応しました。防衛省・自衛隊は、引き続き、我が国の領域と国民の皆様の平和な暮らしを守るため、24時間365日、対応に万全を期していきます。※写真は資料画像 pic.twitter.com/LuV0BdgldQ
— 防衛省統合幕僚監部 (@jointstaffpa) November 15, 2023
桑園駅で電車を降り、北海道の海産物を食べに「さっぽろ朝市」に来ました。札幌周辺で食べても良かったんですが、せっかくなのでさっぽろ朝市で食べます。
店の写真を撮り忘れましたが、入ってすぎの所にある「北の宝」さんです。2300円くらいだったかと思いますが、北の宝海鮮丼を頂きました。全部肉厚で美味しかったんですが、人生で初めて食べたミョウバン漬けされていないウニの味に感動しました。マジで口の中でとろけて旨味が広がる。エグイ。
せっかくなのでデザートも食べましょう。氷点下1度の極寒の中ですが、さっぽろ朝市の前にあるセイコーマートで北海道メロンソフトを買いました。氷点下1度の中を歩いて桑園駅に戻りながら、北海道メロンソフトを食べるとしましょう。めちゃくちゃ濃厚で美味いけど寒すぎる。213円。
この2つを食べて桑園駅に戻ってきました。暇だったのでホームで列車の流し撮り大会でもしていました。スマホで適当に撮ったにしてはめちゃくちゃいい写真だと思います。
札幌駅に来たんですが、ジェンダーレスの影響かち〇ぽが剝ぎ取られた銅像しかなかったため、特にやることが思いつかず、第2の目的であるGeoGuessrで出た場所に行くことにしました。
この前GeoGuessrで出たのはすすき野駅構内。きっちりと同じ構図で撮影して行きます。ミッションコンプリートです。交通費210円。
GeoGuessrで出た場所に来ました!! pic.twitter.com/WRV7WvcqhI
— シチリア産ぽんかん (@thkr64) November 14, 2023
さて、そのまま街並みをぶらぶらしてやることなんかないかなーと考えていました。とりあえず適当にドライブでもするかー、とタイムズカーを2時間予約し、何も考えずに乗り込み車を動かしました。
何も考えずに運転していると、看板に「定山渓」なる文字を発見。定山渓は高校の修学旅行で行ったことがあり、温泉も気持ちよかった記憶があるため、行ってみるか~!と思い立ちました。
さて、しばらく進んだ後にマップで調べてみるとそこには「40分」の文字が。そう、返却までの残り時間は1時間30分であり、なんとその後に予約が入っていたため15分しか延長できませんでした。
北海道の広さナメてました。許して。
しかしながら帰りの時間が50分として、行きが40分ということは、ということは15分で入って上がってくれば十分楽しめるわけです。途中の渋滞と遅い車にイラつきを募らせながらなんとか到着しました。定山渓に近づけば近づくほど景色は白くなり、道路も端に雪が積もっているようになっていて違いが明確で面白かったです。しかしながら北海道の道路は線形が良いですね。気付いてないうちにすごい速度出る。
日帰り入浴 1500円。何とか帰りも急ぎ、返却時間1分前に返却。
しかしながら給油・洗車カードを返し忘れるという失態を犯し、かなりの距離を歩いて戻りました。まだ次の予約者に車使われてなくてよかった。結果的な利用料金は1430円(時間料金1980円・給油洗車‐880円・補償330円)でした。
友人に北海道のお土産を聞いたところ、ガラナを買ってこいと言われたので近くのマックスバリュに買いに行きます。この車はパチンコ屋の屋上にある駐車場で借りたんですが、ぐるぐるして降りていくのが楽しかったです。(粉みかん)
筆者も自分のお土産に北海道らしいものを買って帰ろうと思って探したところ、選ばれたのはJALのビーフコンソメスープ、じゃがいも、りんごでした。北海道で買うものじゃ無さ過ぎる
また給油洗車職人をしてこのマックスバリュお買い物での車代は0円でした。旅行先でもタダで車使わせてくれるタイムズくんありがとう。(調布では一生タダ乗りしてるけど)
旅の締めに、札幌と言えば、というJRタワー展望室・タワースリーエイトに上ります。外観の写真何故かなかったけどこの写真の右側のちょっとだけ見えてるビルです。バカと煙は高いところにのぼると言いますが、筆者はもれなくバカなので、高いところに戻ります。
来た目的は高いところで小便をするためです。あれ飛行機の中でした方が高くね。開放感たっぷりの状態で小便ができる素晴らしいスポットです。入場料640円。(アソビュー!で100円引き)
高いところからは美しく区画整理され整備された札幌の街並みを望むことができます。これだから高いところはやめられない。
さて、高いところのでの黄昏を終えて東京に戻る時間です。行きと同じく快速エアポートに乗り、えきねっと発券で20%還元の恩恵を受けていきます。実質920円。
さて、新千歳空港に来たら必ず食べなければいけないのがラーメン一幻です。北海道ラーメン道場の中にあります。他のお店はさして並んでいないのですが、このお店だけ行列のでき方が違います。
ラーメン一幻はえびそばで有名なお店です。え?新宿にもある?黙れ。
「えびしお あじわい」に「えびおにぎり」を付けました。海老の風味たっぷりのスープに素朴な塩の味がマッチしてめちゃくちゃ美味しいです。癖になる味わいで海老の旨味を堪能できます。合計1070円。人類1回は食べた方が良い。海老アレルギーかわいそう。
さて、新千歳空港には高校時代に付き合っていた元恋人と修学旅行の際に唯一写真を撮ったスポットがあったので、面白いのでついでに聖地巡礼しておきました。
聖地巡礼が終わったらサクララウンジに向かいます。筆者は「JAL CLUB EST」カードを所持しており、年間5回までサクララウンジに入ることができます。普通のカードラウンジと比較して何が違うかというと、ビールが飲み放題である点とおつまみがある点です。
帰りの便JAL526便はBoeing 787‐800での運行でした。JALの国内線仕様機の中では最新のA350-900に次いで定員の多い大型機材です。機体番号はJA848J。
非常口座席では必ず同意する必要のあるお願いをしっかりと読み、CAさんと対面した状態のまま羽田まで飛行しました。
そして流石飛行機といったわずかな時間で羽田空港に到着。
帰りもしっかりとえきねっとで乞食して行きます。羽田空港第1・第2ターミナル→品川 330円 品川→渋谷 実質144円。渋谷→調布 280円
今回の旅はこれで終わりです。かかった金額を計算してみましょう。
高速バス 調布→羽田空港第1ターミナル 1600円
快速エアポート 新千歳空港→桑園 実質920円
北の宝海鮮丼 2300円
メロンソフト 213円
JR北海道函館線 桑園→札幌 実質160円。
北海道地下鉄 さっぽろ→すすき野 210円
Times Car 1430円(時間料金1980円・給油洗車‐880円・補償330円)
Times Car 0円(時間料金880円・給油洗車‐880円・補償0円)
JRタワー38 640円
快速エアポート 札幌→新千歳空港 実質920円
ラーメン一幻 1070円
京急 羽田空港第1・第2ターミナル→品川 330円
JR山手線 品川→渋谷 実質144円
井の頭 京王線 渋谷→調布 280円
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合計 1万225円
なんと1万円でこんなに充実した素敵な旅を楽しむことができました。マイルは実質無料なので、ほんとに1万円しかかからずに旅できているということになります。是非皆さんもマイルを溜めて単発日帰り旅行に挑戦してみてください!!
明日のアドベントカレンダーはゆいさんの「ジャンク修理を始めよう ROM焼き編」です。お楽しみに!
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